「世界のブックデザイン展2012−13」に行ってきました
少し前に、印刷博物館でやっている
「世界のブックデザイン展2012−13」を見てきました。
内容はというと
-----------------------(サイトより抜粋開始)
2013年3月にドイツ ライプツィヒで開催された
「世界で最も美しい本コンクール2013」の受賞作14点に、
日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国、ベルギーにて
開催された各国コンクールの受賞作を加えたおよそ200点を展示します。
会場では、全ての本を実際に手に取って確かめ、
世界最高峰のブックデザインと造本技術を楽しんでいただくことができます。
-----------------------(終了)
というもの。
平たく言うと、本の見目、印刷、造本、組版などについて
優れた本が集まった展示です。

1冊1冊丁寧に見て行きたいところだけど、
それをやったら本っ当に大変(苦笑)
この展示を見に行った日は、その後にちょっと用事があって、
時間も限られていたので、
「さっくり見るぞ」と決めて出かけたんですけど、無理でした〜。
結局時間が許すギリギリまで
気になる本を片っ端から見て行ったら、最後頭がパンク。
やっぱり各国で選ばれてきた本たちですから、
見応えがあって、
どうしても斜めには見れなかった!!
なんとなーくの印象ですけど、
選評をいくつか読んだ感じ、
組版が上手だと褒められた本が
今年は多かったような気がします。
(たまたま目についたのがそうだった、だけかもしれませんが…。
ちなみに去年は造本が凝ってたものが多かった印象です)
気になった本はメモってきたので、
書名にその本の外観がわかるリンクを張り、
そして個人的な雑感を書いておきます。
ドイツの本が多いのは、そこを重点的に見たからなので、
ご容赦ください…。
*-*-*-*-*-*-
「WIR」
文房具好きだったらたまらない作り。
おもむろに鞄から取り出して、
机に広げてメモを取るような仕草をしても違和感なしの1冊。
「Kindheit」
インクの香りがして
まさしく「刷ってます」という存在感があった本。
色合いもきれい。
「Von Meerjungfrauen, Kapitänen und fliegenden Fischen:
Geschichten und Gedichte rund ums Wasser」
かわいいコスメのような本。
たぶん女子は喜んでページをめくるんじゃないかな?
言葉がわからなくても、見てて楽しい。
「As if an entrance is over there」
半分に折った紙の外側にテキストが印刷され、
内側には表紙に使われているような
ちょっと和柄っぽい鮮やかな模様が印刷されている。
この内側の模様が、ふんわりとテキストの背景に透けて見えるのがきれい。
紙だからこそできる演出のひとつ。
「In einer deutschen Pension」
イラストと本文組みの雰囲気がすごくマッチしているのと、
ピンクや赤紫のビビッドな色使いがちょっと珍しい&
これも女子女子しててかわいいなぁ、と思った1冊。
*-*-*-*-*-*-
あと、中国の本で
新しいのにいかにも古く見せるために、
汚れとかを印刷した本があったんですけど、
漢字がメモれなかった上、
どう検索していいかわからなくて…。
「一人ひとり」みたいな、そんなタイトルのやつでした。
一応、そんな本がありましたよ、というご報告まで。
会場は混雑するほどではないにせよ、
常に平均10〜15人ぐらい室内にいて、
熱心にページをめくっている、という感じ。
それぞれ気になる本に手を伸ばして、
食い入るように見つめたり、
紙の質感を確かめたりしている姿が印象的でした。
この企画展は今週末まで開催。
会期も残りわずかですが、もしお時間があればぜひ!
「世界のブックデザイン展2012−13」を見てきました。
内容はというと
-----------------------(サイトより抜粋開始)
2013年3月にドイツ ライプツィヒで開催された
「世界で最も美しい本コンクール2013」の受賞作14点に、
日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国、ベルギーにて
開催された各国コンクールの受賞作を加えたおよそ200点を展示します。
会場では、全ての本を実際に手に取って確かめ、
世界最高峰のブックデザインと造本技術を楽しんでいただくことができます。
-----------------------(終了)
というもの。
平たく言うと、本の見目、印刷、造本、組版などについて
優れた本が集まった展示です。

1冊1冊丁寧に見て行きたいところだけど、
それをやったら本っ当に大変(苦笑)
この展示を見に行った日は、その後にちょっと用事があって、
時間も限られていたので、
「さっくり見るぞ」と決めて出かけたんですけど、無理でした〜。
結局時間が許すギリギリまで
気になる本を片っ端から見て行ったら、最後頭がパンク。
やっぱり各国で選ばれてきた本たちですから、
見応えがあって、
どうしても斜めには見れなかった!!
なんとなーくの印象ですけど、
選評をいくつか読んだ感じ、
組版が上手だと褒められた本が
今年は多かったような気がします。
(たまたま目についたのがそうだった、だけかもしれませんが…。
ちなみに去年は造本が凝ってたものが多かった印象です)
気になった本はメモってきたので、
書名にその本の外観がわかるリンクを張り、
そして個人的な雑感を書いておきます。
ドイツの本が多いのは、そこを重点的に見たからなので、
ご容赦ください…。
*-*-*-*-*-*-
「WIR」
文房具好きだったらたまらない作り。
おもむろに鞄から取り出して、
机に広げてメモを取るような仕草をしても違和感なしの1冊。
「Kindheit」
インクの香りがして
まさしく「刷ってます」という存在感があった本。
色合いもきれい。
「Von Meerjungfrauen, Kapitänen und fliegenden Fischen:
Geschichten und Gedichte rund ums Wasser」
かわいいコスメのような本。
たぶん女子は喜んでページをめくるんじゃないかな?
言葉がわからなくても、見てて楽しい。
「As if an entrance is over there」
半分に折った紙の外側にテキストが印刷され、
内側には表紙に使われているような
ちょっと和柄っぽい鮮やかな模様が印刷されている。
この内側の模様が、ふんわりとテキストの背景に透けて見えるのがきれい。
紙だからこそできる演出のひとつ。
「In einer deutschen Pension」
イラストと本文組みの雰囲気がすごくマッチしているのと、
ピンクや赤紫のビビッドな色使いがちょっと珍しい&
これも女子女子しててかわいいなぁ、と思った1冊。
*-*-*-*-*-*-
あと、中国の本で
新しいのにいかにも古く見せるために、
汚れとかを印刷した本があったんですけど、
漢字がメモれなかった上、
どう検索していいかわからなくて…。
「一人ひとり」みたいな、そんなタイトルのやつでした。
一応、そんな本がありましたよ、というご報告まで。
会場は混雑するほどではないにせよ、
常に平均10〜15人ぐらい室内にいて、
熱心にページをめくっている、という感じ。
それぞれ気になる本に手を伸ばして、
食い入るように見つめたり、
紙の質感を確かめたりしている姿が印象的でした。
この企画展は今週末まで開催。
会期も残りわずかですが、もしお時間があればぜひ!
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